第2回一般公開セミナー

この一般公開イベントでは,セルフ・コンパッションやコンパッション・フォーカスト・セラピーの最新の理論や研究を広く知ってもらうために,実施されるものです。ぜひ,セルフ・コンパッションやコンパッション・フォーカスト・セラピーに関して,知りたいと思っている方はぜひいらっしゃってください。多くの方にご参加いただけると嬉しいです。

『怒りの問題を改善させるセルフ・コンパッションの効果とは』は3/5に開催しました

怒りの問題を解決することは,人類共通のテーマかもしれません。

 

特に,社会問題である,テロリズム,戦争,略奪,SNSによる誹謗中傷など,人が強い怒りを感じると,人はいかようにもなれてしまいます。

 

一方,家庭や職場に目を向けてみると,夫婦の不和,虐待,家庭内暴力,職場のいじめ,パワハラなどなど,怒りに基づいた問題は散見されることでしょう。

 

 

今回は,コンパッション・フォーカスト・セラピーを怒りの問題に応用するラッセル・コルツ博士の『コンパッション・フォーカスト・セラピーに基づいたアンガーマネジメントー真の強さを育てるために』(訳本)を参考に,お伝えしていきます。

 

従来のアンガーマネジメントでも改善がみられず,苦慮されているセラピストもいらっしゃることでしょう。

 

今回は,ラッセル・コルツ博士の怒りの問題に対するコンパッション・フォーカスト・セラピーの実証研究について触れて,どうしたら,怒りの問題を少しでも,軽減することができるかについて,一緒に考えていきたいと思います。

 

また,コンパッションのエクササイズについても,取り組んでもらいたいと思います。

 

本公開セミナーは,誰でもご参加することができますので,周囲の方にお声かけください。

 

 

【本セミナーの対象は?】

 

アンガーマネジメントに興味のある一般の方,対人援助者,アンガーマネジメントを実施する専門職の方,心理学系の大学院生

 

 

【セミナー内容】

★怒りの役割とは?アンガーマネジメントが失敗する理由

★怒りの問題を改善させるセルフ・コンパッション研究のご紹介

★コンパッションに満ちた他者からの温かい言葉かけ

★各種,コンパッションのエクササイズ

など

 

 

【講師】

  

 東京成徳大学 石村 郁夫 准教授

   

【日時】 

 

 2022年3月5日(土) 10時~12時

 

※約20名の方にご参加いただきました。

 

★参考書

 ●『トラウマへのセルフ・コンパッション』

  デボラ・リー&ソフィー・ジェームス著

  石村郁夫・野村俊明訳(2018年、金剛出版)

 ●『実践 セルフ・コンパッション―自分を追いつめず自信を築き上げる方法』

  メアリー・ウェルフォード著

  石村郁夫・野村俊明訳(2016年、誠信書房)

※上記の参考書がなくても、ワークショップにはご参加いただけます。

 

★主催

 プラスワンラボ合同会社

【参加費】

 

 無料でご参加できます。

 

★参加方法

 

 Zoomで開催いたしました。

 

※後日,ビデオでご視聴を希望される方は,こちらのGoogle Formよりお申込みください。 

★シェア・拡散して頂ければ幸いです

 コンパッション・フォーカスト・セラピーは新しいアプローチでありますが、まだまだ発展中です。皆さんのシェア・拡散により、治療者やクライアントともに知られるきっかけになればと思います。



これから行う予定のあるワークショップ

2022年に開催される予定であるジェームス・カービー博士による『コンパッション・フォーカスト・セラピー入門』、ミカエル・トーマス博士の『カップルのためのコンパッション・フォーカスト・セラピー』(未定)を計画しております。

 

コンパッション・フォーカスト・セラピーのワークショップや研修会に関するご案内を受け取りたい方は、以下のメーリングリストにご登録ください。開催日程が決まり次第、優先的に紹介させていただきます。

 

※メールアドレスは、お間違えのないようご確認ください。


これまでに開催したワークショップ

これまでに開催したワークショップの概要については、こちらからお入りください。